Q.3
日々のお仕事の中で、街づくりや地域の復興に貢献していると感じる瞬間について教えてください。
ご存知の通り、福島は震災と原発事故によって大きな被害を受けたエリアが多かったんですね。震災直後には「警戒区域」といって、当面の間、人が入れなくなってしまった場所もありまして。
でも、月日が流れてだんだん街に人が帰ってくる。そこに家を建てて、住んで、また街に活気が戻ってくる。そういう様子を見るとやりがいを感じます。
私はドライバーなので、街のどの道が通行できてどこが通れないのか、といった情報に詳しいんですが、通行止めになっていた道の復旧に関わって再び通れるようになったときも嬉しいですね。自分たちの仕事が地域の復興に直結しているなと実感する瞬間です。
コンクリートは建物の土台なので、インフラ整備に関わる機会が本当に多いです。震災だけじゃなく、コロナ禍ではワクチン工場の建設に携わったり、時代の流れに沿った需要に応える仕事って感じですね。