見えないインフラが支える、農業の未来

プロジェクトの始まりと背景

東日本大震災で著しい被害を受けた福島県の農業。

その円滑な復興に不可欠なのが、パイプラインの設置である。農業用水を送排水するため、地中にパイプラインを埋設する建設工事。地方の基盤となる一次産業を守る、大切な事業だ。

農地は数年間、人の手が入らずに放置されると荒れてしまう。そうした土地を再生させるため、被災した各地区で継続して実施されている復興プロジェクトである。

東北商事は、クボタグループのパイプライン用管材をメインとして、様々な材質の製品を取り扱っている。

今回のようなプロジェクトにおいては、県が発注する復興工事を請け負う建設会社に対して営業をかけていく。営業メンバーは、公開されている工事発注見通し資料をもとにメーカーサイドと方針を共有する。そして、お客様とのつながりを活かして現場情報を拾い上げながら全体像をつかまえて、自分たちにできることを模索していく。

パイプライン事業への挑戦の意義

パイプライン事業は、工区によって数kmにも及ぶ材料を扱うような大規模案件もある。

さらに、2025年度においても過去最高水準の工事発注量となる見通しであり、地域におけるニーズは非常に高い。複数の案件が同時に動く日々の中、営業メンバーはそれぞれが関わるプロジェクトのために奔走している。

農業復興を根幹で支える建設資材。工事期間中しか見えないパイプラインだが、作物を生産するための土台として地中で力を発揮していく。

長い復興の道のりにおいて、地域の原動力となる農業の再生は、欠かすことのできないものである。

農地を蘇らせる過程において、「メーカーが製造する資材の力」と「地域の人びとの力」をむすんで、新たな出発を見届けること。

それこそが、東北商事がこの事業に関わる目標であり、私たちに達成感をもたらしてくれるものでもある。